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活動報告
>>研究部
昨年度は校内組織へのかかわり方など、マネジメントを意識して実践を行いつつ研究を進め、新たな学校経営への参画のあり方について模索し、研究発表を行いました。
お忙しいなかたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
今年度は「予算委員会の運営」や「予算編成に関する事務」について学校事務職員が財務に関する専門性をもって、より効果的・効率的に行うにはどうしたらよいか実務実践を行い、業務改善について研究を進め、9月の研究大会開催に向けて取り組んでまいります。これからの「学校事務職員のあり方」について、皆様と一緒に考える機会にできれば幸いです。
令和5年度 研究部の活動テーマ及び方針(令和5年度 総会議案書より)
(1)学校事務職員に求められる役割についての研究
昨今、学校に対してさまざまな教育課題への対応が求められ、学校現場を取り巻く環境は複雑化・困難化しており、学校事務職員に求められる役割についても多様化しています。こういったことから研究部では、学校の教育課題の解決に向け、学校事務職員が「チームとしての学校」のなかで、財務や総務といった専門性を活かしながら学校経営へ参画し、学校力向上の一翼を担う必要があると考え研究を進めてきました。
今後、より質の高い学校教育目標の達成をめざすためには、すべての学校において基礎基本となる業務が適正に行われるように事務の標準化や効率化を図っていくj必要があります。
経験の浅い事務職員でも共同学校事務室におけるOJT機能を活用し、室長および副室長や職務の級が3級以上である室員の知識や経験を継承できる機会を設けることで「財務」という専門性を十分に発揮し、引き続き、これから求められる今後の「学校事務職員のあり方」について研究を進めます。
(2)業務改善に関する研究
学校事務の領域全般を視野に入れ、すべての学校事務職員が財務に関する専門性をもって「予算委員会の運営」や「予算編成に関する事務」を行うためにはどのようにしたら良いのか、実務実践を進め、より適正で効果的・効的な業務改善について研究します。
(3)学校事務の調査及び統計
@会員の意見や実践事例等を、研究や本会の活動に活かすため、必要な実態調査及び意識調査を実践します。
A全国的な学校事務の状況や、関係団体等の研究内容を調査し、研究に活かすとともに、調査結果について情報提供を行います。